はじめに
ネットワークの資料を見ていると、コンボポート(Combo Port)という用語を見かけることがあります。
本記事ではコンボポートとはなんぞや?という点をわかりやすく解説します。
コンボポート = 共用ポート
何と何が共用かと言えば、例えばRJ-45(Ethernet)用のポートとSFP(Mini-GBIC)用ポートといった異なる物理層に対応しているポートが内部的に同じポートとして管理されます。
ポートの形は違うので穴自体は二つあり、それらが同じポート番号を共有しています。外部インターフェースとしては分離して、中では共用といったイメージとなります。
ポイントは、ポート番号が同じということで、片方のポートを使用すれば片方のポートは使用できません。
どちらにもケーブルを挿した場合は、片方が無効になります。一般的にはSFPポートが優先して使用されますが、詳細はガイドを参照ください。
この構造のメリットは同じスイッチを導入しても、設計者が個別の要件に合わせてスイッチの機能を利用できる点にあります。
終わりに
コンボポートとは、RJ-45ポートとSFPポートの2種類を選択できるポートです。
ネットワークスイッチなどで唐突に見かけることもある用語なので、頭の片隅に入れておくと役立つと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。