はじめに
HMC(Hardware Management Console)を使用していく中でユーザ情報やHMC構成ファイルといった重要なデータをバックアップとして保存できます。
ただし7063CR1のような型番であるアプライアンスタイプであれば別のストレージに残しておきたい
参考
以下公式記事
以下入門記事
バックアップ方法
ログイン後のトップ画面から以下のように選択していけばバックアップ機能の利用ができます。
>HMC管理
>コンソール管理
>保守及びデータ
>管理コンソールデータのバックアップ
オプションとして以下を選択できます。
ネットワーク構成の除外
パフォーマンス及びキャパシティー・モニター・データの組み込み
また、保存先として「重要データ・アーカイブのオプション」から
- ローカルシステム上のメディアへのバックアップ
- マウントされたリモートシステムへのバックアップ
- リモートサイトへのバックアップ
転送プロトコルタイプから以下があるので好きな方を選択します。
- FTP
- SFTP
リモートサーバに対する情報である以下を埋めればバックアップが開始されます。
- リモートサーバ(IPアドレス・ホスト名)
- ユーザID
- パスワード
- リモートディレクトリ
- バックアップファイル名(オプション)
HMCの実機にて/var/log/messagesに
HMC: HSCE2062 A backup of critical console data was performed.
という文言が出ればバックアップが完了です。
飛ばした先にはバックアップファイル名を空欄にしておくと以下のフォーマットのファイルができていました。
HMCBackup_YYYYMMDD.hhmmss.tgz
ファイルサイズは数GBです。
以上、ご参考になれば幸いです。