A. 穴の開いたパネル
データセンターにおけるケーブルの這わせ方は床下配線と架上配線が存在します。
床下配線とは文字通り床の下を通すセキュリティの高い配線方法で、架上配線は床下空間のない環境やエアフローの観点で採用される配線方法です。
その中で床下配線を採用する場合、サーバーとの接続を行うためには床に穴をあけてケーブルを通す必要があります。
その穴があいたパネルのことをカットパネルと呼びます。
例えば別のラックに格納されているサーバ間を結線する場合は以下のように床下経由で配線が行われます。
その際に利用する床下から出すための穴があいたパネルをカットパネルです。
以下のように、パネルが敷き詰めている中で必要箇所のみ穴があいたパネルをラック配置場所に敷くイメージです。
ケーブルの動線を床下に格納することで人間の動線と分離する床下配線ですが、それに関する用語の紹介でした。
以上、該当用語を初めて聞いた方の参考になれば幸いです。