はじめに
以下のスライドツール、スライド代わりにテキストを用意してそれをめくるシンプルなものですが話のネタに利用してみました。
環境情報
$ cat /etc/os-release PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 9 (stretch)"
利用法
gitコマンドでインストールできます。
$ git clone https://github.com/icyphox/shlide.git Cloning into 'shlide'... ... remote: Enumerating objects: 150, done. ... Resolving deltas: 100% (86/86), done.
ファイル構成は以下です。
. |-- example | |-- 1-hi.txt | |-- 2-another.txt | `-- 3-bye.txt |-- license |-- Makefile |-- readme.md |-- shlide `-- shlide.1.scd
以下コマンドでサンプルを実行できます。
$ ./shlide example
動きとしてはexampleディレクトリ配下にサンプルファイルが入っていて例えば「1-hi.txt」は以下のようになっていて
HI THERE Welcome to ${GRN}shlide${RST}. ${STR}Here${RST} are a few bullet points: - first point - second point * ${ITA}sub point${RST} * ${BLD}another${RST} sub point
実際にコマンド実行すると以下のように画面中央に表示されます。ちなみにshlideという文字は緑色に、anotherという文字は黄色かつ太字になっています。
HI THERE Welcome to shlide. Here are a few bullet points: - first point - second point * sub point * another sub point 1/3
左下にスライド数が出るのもいいですね。プログラムにて以下のように拾ってきています。
# Write slide number at bottom left. printf '\e[H' printf '\e[%sB%s/%s' "$LINES" "$(($3+1))" "$4"
終わりに
使える場面はピンポイントかもしれませんが、ありがたいことにbashスクリプトで中身も見えるようになっているので自分好みにカスタマイズできます。中を読めばGUIツールの描画という観点で勉強になると思います。
$ file shlide shlide: a /usr/bin/env bash script executable (binary data)
このようにターミナル内で完結させる作りは個人的には好きなので、紹介してみました。ご参考になれば幸いです。