事象
Windows環境でHyperVを利用して仮想マシンを起動したところメモリエラーとなる。
環境情報
- HyperVマネージャ 3.0
回避策
メモリ割り当て量ではなくシステムのメモリがエラーとなっているので「タスクマネージャー>プロセス」からメモリ消費量が多いプロセスを停止する。今回はHyperVで立ち上げていた不要な仮想マシンのシャットダウンを行えば解決しました。
ちなみに以下が仮想マシンに設定したメモリ情報。デフォルトです。
実際に仮想マシンであるWindowsを起動すると2500MB程度利用していました。
補足
今回はHyperV用にWindows10のISOメディアを用意して
$ file .. ISO 9660 CD-ROM filesystem data 'CD_ROM' (bootable)
Hyper-Vマネージャーを管理者権限で開き、仮想マシンを新規作成します。
インストールするメディアがローカルにあるので以下を選択して進めば
ローカルインストール元
この仮想マシンではWindowsを実行します
(Windowsセキュアブートを有効にします)
名前:HyperVonWi10(任意)
Network:Default Switch
作成が完了します。
あとは画面上より起動しますが、以下メッセージにてエラーとなりました。
仮想マシンHyperVonWin10の起動に必要なメモリがシステムに不足しています。
メモリを初期化できませんでした: メモリ不足です(0x8007000E)。
’HyperVonWin10’は起動できませんでした。(稼働マシンID ...)
RAM容量が2048MBの仮想マシン..を起動するために必要なメモリがシステムに不足しています。
既存の割り当てを超過する動的なメモリ割り当てを行う場合は、システム全体のメモリ容量不足が根本原因なのでご注意ください。