abline関数を用いて平行線を描画する
R言語ではグラフの描画にはplot関数を用います。
例えば、正規分布の確率密度関数であるdnormを描画するコマンドを打つとグラフが簡単に作成されます。
> plot(dnorm,-5,5)
一般的に、グラフを重ねる場合は
> par(new=T)
として重ね合わせにし、y軸とx軸を揃えて描画します。
ただし、x軸、y軸に平行線を描画する場合はabline関数を利用すればそれらの点を気にせず描画できます。
abline(h = y) | 与えられたy座標の水平線を描画 |
---|---|
abline(v = x) | 与えられたx座標の垂直線を描画 |
試しに、x=0に描画してみます。
> plot(dnorm,-5,5) > abline(v=0)
もちろん、col="red" など指定すれば線に対する設定も変更できるので活用ください。
以上、当たり前すぎてか意外に検索にヒットしないR言語のTipsでした。