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【入門】JBoss Enterprise Application Platformとは?

はじめに

JBoss Enterprise Application Platform (JBoss EAP)とは、
RedHatの製品でありJava EEアプリケーションサーバです。

今回は、そんな JBoss EAP とはなんぞや?というあたりを周辺の用語から分かりやすく記事にしてみました。
まずは、RedHatの製品というところから掘っていきます。

RedHatの製品群

RedHat社と言えば、商用サービス向けのLinuxであるRed Hat Enterprise Linuxが有名です。
しかし、他にも多くの製品を扱っています。

参考までに、2018年現在でRedHat社の公式HPにて製品として紹介されているものを
Linuxミドルウェア、仮想化、クラウド、ストレージ、モバイル、管理という6つのジャンルで可視化しました。

ちなみに、可視化にはText2Mindmapを使っています。

f:id:mtiit:20181125154857p:plain

色々な製品があることが分かりましたが、その中でもミドルウェア製品の多さが目につきます。

さらに、そんなミドルウェアの中でJBossから始まる製品がいくつかあります。

JBossとは?

JBossとはプロジェクト名でもあり会社名でもあり、製品名でもあります。

JBossプロジェクトとは、Javaミドルェアを中心としたオープンソースコミュニティプロジェクトです。
また、企業としてのJBoss社は2006年にRedHat社によって買収され、現在はRedHat社の製品として提供されています。

そして「JBoss」と言えば「JBoss Application Server」を指す場合が多いです。

JBoss EAP

上記でJBoss Application Serverと記載しましたが、こちらはタイトルにもあるJBoss EAPとほぼ同義です。

ただし、RedHat社が提供しているのが後者で、前者はJBossコミュニティが提供しています。名称も「JBoss Application Server」ではなく「WildFly」に改名された模様です。*1


役割としては同じですが、主に企業向けではサポートのあるJBoss EAPを使います。

JBoss EAPJava EEの仕様に準拠したアプリケーションサーバでオンプレミスでもクラウドでも利用可能です。

JARやWARのモジュールをデプロイして利用するなど、同じく企業向けのアプリケーションサーバであるWASが競合製品のようです。提供している機能もよく似ています。
www.mtioutput.com

ちなみに、WAR*2とは、Java EEで開発されたWebアプリケーションを一つのファイルにパッケージしたアーカイブファイル形式です。

Jboss EAPのインストールですが、こちらもWASと同じようにJavaが必要です。

RPMであれば、

# yum groupinstall jboss-eapX

といったようにコマンドベースでインストール可能です。(Xには数字が入る)

f:id:mtiit:20181128221927p:plain
https://www.slideshare.net/rayploski/jboss-application-server-7 p18より抜粋

簡単なファイル構成も合わせて添付しておきます。

補足

構成として以下のような図がありました。
f:id:mtiit:20181125222111p:plain
https://www.hitachi-solutions.co.jp/redhat/sp/product/jboss/eap/ より図を抜粋

以下、直感的に意味がわかりづらかった用語をピックアップして補足しておきます。
何かの拍子でこれらの略語を見ても文脈を掴めると思います。

MSC

Moduler Service Containerの略で、JBoss Modulesと同じくモジュールを管理する仕組み

DMR

Dynamic Model Representationの略で、API周りを管理する仕組み

以上、RedHatアプリケーションサーバであるJBoss Enterprise Application Platformの入門記事でした。

*1:yamadamnさん指摘ありがとうございました!! http://d.hatena.ne.jp/yamadamn/

*2:Web Application Archiveの略