コマンドベースでWASをアンインストール
タイトルの通りです。以下の記事で入れたWASをアンインストールをした際のメモとなります。
全体として、応答ファイルを用いてWASをアンインストールを行い、その後にインストールマネージャーをアンインストール、という流れです。
環境
動作結果等を記載する環境ですが、UNIX系となります。
# uname AIX # oslevel 7.1.0.0
インストールされているパッケージは以下のようにimclコマンドで確認可能です。
# /opt/IBM/InstallationManager/eclipse/tools/imcl listInstalledPackaged com.ibm.cic.agent_XXXX com.ibm.java.jdk.XXXX com.ibm.websphere.BASE.XXXX com.ibm.java.jdk.XXXX com.ibm.websphere.IHS.XXXX
WAS/IHSのアンインストール
インストールで用いた応答ファイルを加工しました。
構造は、以下となります。
<agent-input> <variables><\variables> <server><\server> <profile><\profile> <uinstall><\uinstall> <profile><\profile> #複数ある場合 <uninstall><\uinstall> #複数ある場合 </agent-input>
#複数ある場合とありますが、例えば、WASだけでなくIHS等も一気に消す場合はprofileとuinstallを連ねていきます。
# ./imcl input "アンインストール用の応答ファイルのパス" -log "ログファイルを作成するパス"
/usr/IBM/WebSphere/AppServer ディレクトリから com.ibm.java.jdk.XXXX がアンインストールされました。
/usr/IBM/WebSphere/AppServer ディレクトリから com.ibm.websphere.BASE.XXXX がアンインストールされました。
/usr/IBM/HTTPServer ディレクトリから com.ibm.java.jdk.XXXX がアンインストールされました。
/usr/IBM/HTTPServer ディレクトリから com.ibm.websphere.IHS.XXXX がアンインストールされました。
消去が完了したことは、以下のコマンドで確認します。
# /opt/IBM/InstallationManager/eclipse/tools/imcl listInstalledPackaged com.ibm.cic.agent_XXXX
インストールマネージャーのパッケージ以外すべて消えました。個別に消したい方はご注意ください。
IIMのアンインストール
こちらですが、/var/ibm/InstallationManager/uninstall配下にあるuninstallcを実行すれば、問題なく消えました。
# /var/ibm/InstallationManager/uninstall/uninstallc
om.ibm.cic.agent_XXXX がアンインストールされました。
以上です。