はじめに
サーバーやスイッチは電気信号をビットとして処理しますが、光ファイバーは光信号を伝送します。
そんな光ファイバーを機器に接続する際には専用のコネクタが必要で、そのコネクタによって光信号を電気信号に変換しています。そんな接続モジュールの規格が「GBIC」と「SFP」です。
本記事ではこの2つの用語を初めて聞いたという方に向けて分かりやすく解説してみました。
GBICとは?
GigaBit Interface Converter、略してGBIC(ジービック)です。
本仕様は1995年に策定され、光ファイバー回線を用いる業務用のネットワーク機器などで利用されました。
大きさは高さ1cm×幅3cm×奥行き6.5cmで以下のような概観です。
(パナソニック社の図面より抜粋)
光ファイバの結線部分の規格がSubscriber Connector、通称SCコネクタ用のモジュールがGBICです。
90年代に大きく普及しているため、採用している現場もありますが機器自体が大きいのが欠点です。
SFPとは?
Small Form-factor Pluggable、略してSFP(エスエフピー)です。
SFPはGBICを基に設計されており、mini-GBICとも呼ばれていることからもGBICより小型です。
高さ1cm×幅1.4cm×奥行き5.6cmで以下のような概観です。
(パナソニック社の図面より抜粋)
光ファイバの結線部分の規格がLucent Connector、通称LCコネクタ用のモジュールがSFPです。
GBICとSFPの違い
形状の大きさです。
GBICは形状が大きく古いタイプで、SFPは形状が小さく新しいタイプと覚えていれば間違いないです。
パフォーマンスも規格では変わりませんし、どちらもホットプラグ対応なので通電中でも抜き差し可能です。
ただしデバイスによってはGBICのみまたはSFPのみをサポートしているものもあるのでそれらで使い分けをせまられるケースもあります。
まとめ
表にして整理すると以下となります。
GBIC | SFP | |
---|---|---|
登場時期 | 古い | 新しい |
光ケーブルのコネクタ | SCコネクタ | LCコネクタ |
サイズ | 大きい | 小さい |
主にファイバーケーブルを利用するストレージ機器周りで登場する規格ですが、本記事が参考になれば幸いです。