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【VMware/ESXi】vmxファイルによるMACアドレス変更後の仮想マシンでの見え方

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確認したいこと

ESXiの/vmfs/volumes/配下にあるvmxファイルにて「ethernet0.generatedAddress」で管理しているMACアドレスを手動で変更した際の仮想マシン(Linux)側での値の変化を確認する。

環境情報
  • VMware ESXi 6.7
  • Red Hat Enterprise Linux 7.6

確認方法

ESXi上から仮想マシンを停止した後に以下ファイルを編集。

/vmfs/volumes/xx/hostename/hostname.vmx

値が以下のようになっている「ethernet0.generatedAddress」を"00:XX...:ee"に編集すると

ethernet0.virtualDev = "vmxnet3"
ethernet0.networkName = "VM Network"
ethernet0.addressType = "vpx"
ethernet0.generatedAddress = "00:XX...:ff"
ethernet0.uptCompatibility = "TRUE"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.pciSlotNumber = "192"

仮想マシンを起動後に実機に入ると確かにMACアドレスが変更されている。

# ip link show ens192 
... link/ether 00:XX...:ee

ただし/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-XXに固定MACアドレスが記載されている場合は

MACADDR=XX

ESXi上でのMACアドレスのみ変更が入り、仮想マシン上では変更されない。

以下、補足です。

補足

仮想マシンが動いている間はvmxファイルは編集できませんが停止することで以下のファイルが消えて編集可能になります。

hostname.vmx.lck
hostname.vmx~

そこで手動でMACアドレスを変更すると仮想マシン自体のMACアドレスにも更新がかかります。

尚、これらのMACアドレスはESXi実機のNICのものとは関係が無いので(esxcli network ip interface list)各仮想マシン毎に異なっています。

以上、ご参考になれば幸いです。