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【コロナウイルス】医療崩壊を避けるためにできること

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はじめに

コロナウイルスがなぜ中国で発生したのか?という動画を解説する記事を書きましたが

新たにVoxチャンネルにて「Why fighting the coronavirus depends on you(なぜコロナウイルスとの戦いはあなたにかかっているのか)」という動画が公開されました。]

本動画は「できるだけ自宅にいよう」という趣旨を数字を交えてロジカルに説明しているのでそれらを翻訳しながら要点を解説します。

8割の患者は重症化しない

コロナウイルスの症状を割合ベースで下記のように紹介しています。

熱(88%)、乾いた咳(68%)、倦怠感(38%)、痰がからんだ咳(33%)

これはまさに風邪でよくある症状で、この症状で収まる方が80%です。

一方で20%は重症化することがあり、肺炎になれば人工呼吸器が必要となり、残念ながら1%~2%が死に至ります。

ちなみに以下は年代別の死亡率でやはり年齢が上がれば上がるほど罹った場合のリスクも上昇しています。

0-9 0.01%
10-19 0.02%
20-29 0.09%
30-39 0.18%
40-49 0.40%
50-59 1.3%
60-69 4.6%
70-79 9.8%
80- 18.0%


なぜコロナウイルスがパンデミックを引き起こすのか

コロナウイルスはインフルエンザより感染力が強いと言われていて、他の人の咳でうつるだけでなく、例えば手に触れたところに菌がいた場合、手から口,目,鼻を通じて身体の中に入ってきます。

そして、感染後も症状が出るまで5~6日かかるのでその間に周囲の人に広めてしまいます。
この感染力の強さと潜伏期間の長さがパンデミックを起こす性質になっています。

コロナウイルスで亡くなる人を減らすために

20%が深刻化するということですが、その患者を救えるか否かは病院のベッド数が空いているか否かにかかっています。
また、コロナウイルスの患者でベッドが埋まってしまえば、例えば他の病気を発症して入院が必要な方が治療を受けることはできないため間接的にコロナウイルスの影響で死につながります。

実際、イランやイタリアや韓国では病院に入院することができなかった人達が大勢亡くなりました。

どうすればいいのか?

「なぜコロナウイルスとの戦いはあなたにかかっているのか」の答えにあたる部分ですが、「自分が既にウイルスにかかっていると思って日常を振舞い、公共交通機関や混雑した場所、小規模な会議を避ける」ことを上げています。

これにより、ウイルスへの感染を0にすることはできずともペースを緩やかにすることでピークを作らず、医療崩壊を起こさないことが死亡率の低減に繋がるというロジックです。

いやいや、そんなこと現実的にはできないよ?という反論のために1918年にアメリカで流行ったインフルエンザに対するフィラデルフィアとセントルイスの対応の違いを例にしていました。

フィラデルフィアではパレードを許可したりと特に行動を制限しなかったのに対してセントルイスでは学校や劇場やバーを閉鎖しました。
その結果として、フィラデルフィアでは以下のように患者のピークが発生して医療崩壊を起こしたものの、セントルイスではそれを緩やかにすることに成功したようです。

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10万人あたりの死亡数(4カ月間)

終わりに

無自覚で相手に感染させてしまうので不要の外出は避ける、という当たり前の施策をデータを交えて紹介していました。
特に動画の中では個人の移動によって感染が広がる様子を分かりやすく映像化していて、センセーショナルなものになっています。

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感染する様子のシミュレーション
本記事を頭の片隅にいれながら動画を見れば、内容も掴めると思うのでぜひ冒頭の動画も併せて見てみてください。

以上、ご参考になれば幸いです。


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