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ITエンジニアのアウトプット録



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【2018年】M1決勝をSNS分析してみた

M-1グランプリ

M-1グランプリと聞くと、1年の終わりを感じますね。

通称「M-1」ですが、2018年は4640組がエントリーして10組が決勝に上がるという狭き門でした。

個人的には、あの特徴的な出囃子が何かこの大会をさらに権威づけている気がします。
トイストーリーと洋楽の組み合わせですが、これを考えた人はセンスの塊ですね。
M-1グランプリ 登場曲 - YouTube

SNSの声

フィギュアスケートでも体操でもそうですが、
審査員が競技者を採点してランキングを決める
という構造は得てして視聴者の意見と乖離したりするものです。

そして、審査する観点が「おもしろさ」なんてことであれば、誰しもが一家言を持つことができます。

だからこそ、M-1グランプリの結果とは別に「xxが一番おもしろかったよね」「いやいやxxの方が」なんて会話をするのもまたM-1の楽しみの一つでもあります。




さて、今回は視聴者の声ということでSNSから2つの観点でデータを取得し、可視化したいと思います。

念のためですが、2018年M-1ネタバレでもありますので録画していてまだ見ていないといった方はご注意ください。




分析

1つ目の観点 : 感情の推移

Yahoo!ではSNS投稿の特定のキーワードをポジティブ/ネガティブで判定して数値を算出しています。

f:id:mtiit:20181201201040p:plain

こちらの%部分の数字を取得します。
ポジティブの%が高ければ視聴者からは好評で、ネガティブの%が高ければ不評という考え方です。

検索ワードは以下のグループ名とします。

2つ目の観点:トレンド

同じくYahoo!ではSNS投稿のホットトレンドをTop20として公開しています。
f:id:mtiit:20181201194335p:plain

こちらのトピックと順位を見ることで、コンビ名のトレンドランキングが得られます。

もちろんいい順位で入っていればそれだけ話題になっているということですが、悪い話題の可能性もあるので1の感情も参考にして可視化します。

1,2の計測時間と間隔

M-1の敗者復活が発表された19:15頃から放送終了から1時間たった23:00までをデータ取得範囲としました。
そして、計測は5分間隔としますので

3時間45分 = 225分 = 5分 x 45回

45箇所でデータを取得しました。
以下が、そのデータとなります。

SNSデータの可視化

グラフの見方

左側の目盛りにポジティブネガティブの%を、
右側の目盛りにトレンドのランキングを最大20として表示しました。

トレンドは少し分かりづらいですが、
トレンド1位であれば20、トレンド20位なら1、圏外なら0という計算となります。

グラフは色をつけており、
赤色がポジティブの%
青色がネガティブ意見の%
黒色点線がトレンドランキングです。

見取り図

ネタ順 1
点数 606点 (9位)

f:id:mtiit:20181203012132p:plain
特徴 :
出番前からポジティブ意見高め
出番後もポジション意見高め
トレンドは出番後にピーク後ゆるやかに失速

スーパーマラドーナ

ネタ順 2
点数 617点 (7位)

※トレンド順位は「スーマラ」
f:id:mtiit:20181203012751p:plain
特徴 :
ポジティブ意見低め
トレンドが出番後に一度目のピーク
二度目のピークが少し経って発生*1

かまいたち

ネタ順 3
点数 636点 (7位)

f:id:mtiit:20181203013139p:plain
特徴 :
出番後からポジティブ意見増加
後半に従いネガティブ意見も増加
トレンドは長らく上位キープするも終盤で失速

ジャルジャル

ネタ順 4
点数 647点 (3位)
最終決戦 0票 (3位)

f:id:mtiit:20181203013558p:plain
特徴 :
出番前からトレンド入り
出番後にポジティブ意見増加
トレンドも上位キープ

ギャロップ

ネタ順 5
点数 614点 (8位)

f:id:mtiit:20181203013819p:plain
特徴 :

出番後にポジティブ意見増加
出番後にトレンド増加するも、大きくは順位を上げれず
トレンドの失速はせず

ゆにばーす

ネタ順 6
点数 594点 (10位)

f:id:mtiit:20181203014011p:plain
特徴 :
出番前にトレンド上位
出番後もトレンドを挙げるが出番前を上回らず
ネガティブな意見は多くない

ミキ

ネタ順 7
点数 638点 (4位)

f:id:mtiit:20181203014135p:plain
特徴 :
敗者復活の影響で出番前からトレンド上位
出番後のポジティブ意見は微増
ネガティブ意見も高め

トム・ブラウン

ネタ順 8
点数 594点 (10位)

f:id:mtiit:20181203014333p:plain
特徴 :
ネガティブな意見高め
出番後もポジティブ意見は微増
トレンドは失速せず

霜降り明星

ネタ順 9
点数 662点 (1位)
最終決戦 4票 (1位)

f:id:mtiit:20181203014509p:plain
特徴 :
2段階でトレンド順位増加
ポジティブ意見高め

ネガティブ意見が少ない

和牛

ネタ順 10
点数 656点 (2位)
最終決戦 3票 (2位)

f:id:mtiit:20181203014652p:plain
特徴 :

ポジティブ意見は出番後緩やかに増加
ネガティブ意見も出番後緩やかに増加
終盤のトレンド1位


終わりに

トレンドランキングを10組合わせて描画するとこんな感じです。
f:id:mtiit:20181203021013p:plain

最後のデータ取得箇所でのランキングは、
和牛 → 霜降り明星 → ジャルジャル → トムブラウン →  ミキ → ギャロップ → ゆにばーす → かまいたち → 見取り図スーパーマラドーナ
という順序です。

基本的には出番で跳ね上がりますが、出番前から高いコンビや出番後もTop3に入ることがなかったコンビなど色々と見るポイントはあるかと思います。


実は、「上沼」さん「上戸彩」さんや「志らく」さんも結構トレンドにランクインしていました。

こう見ると、視聴者の想いとかけ離れた点数を出してしまうとプチ炎上する、という流れなのかもしれません。
審査員も大変ですね...

本記事では客観的な可視化/分析に注力しましたのであえて主観的な意見は載せませんでした。

SNSに感想を投稿する層というのは日本人全体から見るとバイアスがかかった一部*2ということを踏まえながら、ぜひ本記事のデータをあてに
M-1談義に花を咲かせてください。

最後にはなりますが、改めてこのようなデータを提供しているYahoo!Japan様には感謝感謝です。

以上、M1決勝のSNS分析でした。

*1:敗退が決まったことなのか、暫定ボックスのドッキリネタなのか…

*2:M-1グランプリのスタジオ観客がほぼ若い女性というほどのバイアスはかかっていないですが...