はじめに
誤ってユーザを作成してしまった場合に、ユーザとグループを削除する場合があります。その際のメモを記載しておきますので、確認ください。
コマンド実行環境
- AIX 7.1
ユーザ削除
userdelコマンドにて削除します。
オプションで -r を追加することで、ホームディレクトリも一緒に削除してくれるので便利です。
ちなみに、例えば/etc/security/passwdといったファイルにそのユーザ名で書き込み等を行っていても、削除と一緒に消去されることからもかなり主にrootで実行します。
きちんと消去できたかどうかはlsuserコマンドを用います。
# lsuser -a testuser ユーザ "testuser"は存在しません
グループ削除
rmgroupコマンドで削除可能です。
ちなみにですが、消去するグループをプライマリグループとしているユーザが存在する場合は削除ができません。
# rmgroup testgroup Cannot remove "testuser's" primary group "testgroup"
削除が完了すれば、こちらもlsgroupで確認できます。
# lsgroup -a testgroup グループ "testgroup"は存在しません
以上、メモでした。