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【入門】ポセイドンバブルとは?

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Poseidon bubbleとはなんぞや

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( https://samuelssonsrapport.se/14-bubblor/ より画像を抜粋 )
上の画像は、世界で起こったバブルをイラストにしたもののようです。
その中で、オーストラリア大陸1970年あたりに描かれています。


これは、英語で「Poseidon bubble」、と呼ばれた
ベトナム戦争時に起きたニッケルに関するバブルです。


ちなみに、ニッケルの価格ではなくオーストラリアの鉱業関連企業の株価がバブルとなりました。

日本語記事が少なかったので、調べた結果を簡単にメモとして残しておきます。




バブルの背景

1955年~1975年の20年にも及んだベトナム戦争の時代、ニッケルの需要は高まっていました。
というのもニッケルを含んだ鋼鉄は兵器の材料になります。

通称Ni鋼、現在でもLNGの貯蔵タンクの材料に利用されたりもしています。

そのような時代背景の中、ニッケルを提供していた大手企業の鉱山労働者がストライキを実施したりと、次第にニッケルを中心とした鉱物価格が値上がりしていきます。

バブルの発生

そんな中、オーストラリアのPoseidon社にて「有望なニッケル源を西オーストラリア州で発見した」という情報が公開されました。
この情報があっという間に広がり、Poseidon社の株に買い注文が殺到します。

このようにPoseidon社の株価がみるみる上昇すると、投資家は同じジャンルの鉱業関連株に目を向けます。
採掘地すらまだ決定していない新会社の株式上場でさえも、投資家は買い注文を殺到させて、まさしくバブルの状態となります。

バブルの崩壊

バブルにはよくあるのですが、実体以上の価値となっていることに気づいた投資家が一気に手を引きます。
これが世間でも認知され、売り注文が殺到してバブルが崩壊しました。
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The Most Ridiculous Price Bubbles In History - Business Insider より図を抜粋
1969年末~1970年初めのたった半年間で起こったバブルとなります。

後から分かることですが、実際は想定よりも質の低いニッケル源でした。
鉱山からの利益で採算が取れず、ポセイドン社は1970年代後半には上場廃止、1980年代後半には買収されます。


終わりに

英語文献を読んでいるとたまに見かける「Poseidon bubble」、世界的にも注目を集めたバブルです。
頭の片隅に入れていくと、どこかで役立つかもしれません。

以上、ご参考ください。


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