はじめに
R言語ではplotコマンドを利用することでグラフを出力できますが
本記事ではサーバサイドで動かすことを想定してDebianでそれらを実施する流れを整理しました。
環境
# R --version R version 3.3.3 (2017-03-06) -- "Another Canoe" Copyright (C) 2017 The R Foundation for Statistical Computing Platform: x86_64-pc-linux-gnu (64-bit)
事前準備
以下でR言語をインストールします。
# apt-get install r-base
コマンドは以下に格納されました。
# which R /usr/bin/R
今回はグラフに日本語を利用したいので以下のように文字パッケージも合わせてインストールします。
# apt install fonts-noto-cjk
数値のグラフ化
以下のようなtest.rというファイルを用意して
png("sin.png") plot(sin, type="l", lty=1, xlim=c(-2, 2), ylim=c(-2, 3))
コマンド上から以下を実行すると
# R --vanilla --slave < test.r
カレントディレクトリに以下ファイルが出力されて
# file sin.png sin.png: PNG image data, 480 x 480, 8-bit colormap, non-interlaced
Windows環境で開くと以下が確認できました。
終わりに
Linuxでpng画像を見たい場合は
# apt-get install jp2a # apt-get install imagemagick
でツールを落とし、以下でpng>jpgに変換した後に
# convert sin.png sin.jpg
以下でCUIに表示させることもできます。
# jp2a sin.jpg
以上、ご参考になれば幸いです。