結論
どちらもストレージの用語です。
LUNはシステム内のストレージデバイスを区切る単位でLBAはストレージ内のデータの読み書き単位を区切る単位です。
以下、補足です。
補足
これらの用語はコンピュータから見て記憶装置に格納されているデータの位置を論理的に示す際に利用します。
一般的にディスクはアレイ装置で、実体は複数のディスク群で構成されています。それらを論理的に一つのユニットとして見ることができ、そのような単位をLogical Unitと呼びます。
LUN は Logical Unit Numberの略で、言葉の通りLogical Unitにユニークな識別子を与えたものです。
例えばストレージが2つあった場合、LUN0とLUN1と割り当てたりします。
そのLUNの中は仮想的にブロックという単位で分かれていて、Logical Block Addressというアドレス番号が割り当てられています。
よって、ブロックアクセス方式ではLUNとLBAを指定すればシステム内の特定の領域にアクセスできます。
もちろんこのようなブロックは物理的な世界に紐づいているので以下にあるようなストレージの仮想化を行い
ハードディスク群を1つのLUとして扱うことも可能です。
改めて整理すると
- LUNはストレージを外側から見た時の用語
- LBAはストレージの中身を見た時の用語
となります。
以上、ストレージの基本的な用語の紹介でした。