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【所感】宇宙兄弟36巻

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★宇宙兄弟★

本記事では、漫画「宇宙兄弟 36巻」の感想や印象をツラツラと書いています。

前巻


ネタバレを含んでいるので閲覧はご注意ください。

以下、前巻末尾に記載があったあらすじです。

月面天文台を完成させ、ついに幼き日の「約束」を果たした六太。
だが、依然として帰還船の問題は残っており、月面は危険な状態が続いている。
そんな時、イヴァンをはじめ経験豊富な宇宙飛行士の揃うロシアが、レスキューミッションに名乗りを上げた。
六太とフィリップを救うべく宇宙へ飛び立つのは、いったい誰だー。

印象に残った箇所

個人的に印象に残っている部分の紹介と感想です。

30代での大役

レスキュー隊として選出されたのは、吾妻さんとヒビトを含むロシアチームの若手でした。

「経験が浅すぎる」「彼らはまだ30代じゃ・・・」といった批判や心配がある中でイヴァンが若手を推します。

我々も30代の時に大役をいただきましたよ。
そのおかげで今がある。(イヴァン)

そして「頼れる先輩飛行士がクルーにいたからでしょ?」との指摘にも吾妻さんをその役割として配置します。

これで「兄弟揃って月面に立つ」という宇宙兄弟の二大約束の実現に向けて動き出しましたね。
クライマックスが近づいていることを感じます。

負けん気と向上心

オリガは名門校を見学した際、同世代のメンバーが身を置いているストイックな環境に委縮します。

そこでオリガの母がかけた言葉が以下です。

「上には上がいる」ってことを痛感した時、
打ちのめされるのかワクワクするのか
実はあなたは選べるのよ。(オリガ母)

ありきたりではありますが、自分の向上心に陰りが見えた時に思い出しそうなシーンです。
「打ちのめされるかワクワクするかは自分で選ぶ」。心のノートにメモりました。

バシッと決めたヒビト

オリガからガガーリンが地球を見て放ったセリフを伝え「次地球を見たらなんて言う?」と尋ねられるヒビト。

何も言わないんじゃないかな 俺は...

と返した次に

もし...もう1回地球を見れたら...

次はたぶん・・、
オリガを思い出す。(ヒビト)

とキメます。

パニック症候群を克服できなかった時、次はロシアにいつ帰ってくるの?というオリガからの問いに対してバシッと答えれなかったことを飛行機で反省するシーンがありました。それのリベンジ、いいシーンですね。*1


ポジティブシンキング

上で述べたようにヒビト達のメンバーに吾妻さんが加わる編成ということで元いたメンバーのユルは抜けてしまいます。
周りは、気づかいフォローする中で

君たちが"月行き"に繰り上がったおかげで、
「次は自分も必ず行けるんだ」っていう実感がわいたよ。(ユル)

本人がこのような捉え方で向き合っている様は、個人的に痺れました。元チームメンバーを祝いながらも不貞腐れず前を向く姿勢、自分もそうありたいものです。

全体を通して

本巻では、個人的に感情を揺さぶられるシーンはありませんでしたが、仕事をこなす上で考えさせられるシーンが多々あり良かったです。
六太が世間から心配されていないことをSNSで知り、だったら俺が不安がる必要はない、と鼻で笑うシーンもいいですよね。

ヒビトの月と”内ポケットの不発弾”のシーンも構図がクールでした。

そしてそして最後のコマは以下でした。

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日々人「今度は僕が兄を救いにいく番です」(宇宙兄弟 36巻より抜粋)

ヒビトとムッタ、二人の成長に負けないように現実世界にいる私も頑張らねば、と毎度思わせてもらえる、本当にありがたい作品です。

次巻も楽しみです。

*1:本巻、少し作画が荒いように感じたのは気のせいでしょうか?


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