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【所感】宇宙兄弟30巻

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★宇宙兄弟★

本記事では、漫画「宇宙兄弟 30巻」の感想や印象、学びをツラツラと書いています。

前巻

https://www.mtioutput.com/entry/spacebrothers-29

ネタバレを含んでいるので閲覧はご注意ください。

以下、前巻末尾の抜粋です。

太陽嵐による電波障害が、月面天文台建設の要であるスーパーコンピューター”SHARON”を襲う。
これを回収しに向かったエディと六太だが、思わぬトラブルに巻き込まれてしまった。
意識を失ってしまったエディと、谷底でひとり取り残された六太。
この絶体絶命の状況を切り抜ける手段はあるのかー。

印象に残った箇所

個人的に印象に残っている部分の紹介と感想です。
本巻は、エディの夢が叶うシーンとヒビトがロシアに溶け込めたシーンの二つがクライマックスでした。

子供の時の約束

エディは幼き日にブライアンと交わしたやり取りを思い出します。
月面に置かれた人形を残して亡くなった弟ブライアンとの約束を、エディはついに実現します。
人形を並べ「ブライアン」とつぶやいた後に以下のシーン。

エディ「待たせたな」(宇宙兄弟 30巻より抜粋)

ちなみにこのエディの単独行動の裏で、ムッタはヒビトの足跡を辿りながら「記念の足跡」を残します。
ここもまた、グッとくるシーンですね。兄弟っていいものです。

さらけ出し

隣の部屋のマクシムとベランダ越しにヒビトは話し、流れで自分が過去にパニック症候群を発症したことやそれが原因でNASAを去ったことをつげます。

回転椅子に苦労していたメンバーをよそにヒビトがクリアした際、飛行訓練を理由にあげていました。
が、それも訂正します。

俺がラインの上を真っすぐ歩けたのは飛行訓練のおかげじゃない。
PDの時と比べれば、大したことないって気づいたからだ。(日々人)

それを聞いたマクシムは、ハッとします。その後、「寒いから部屋で飲むかな」「お前も酒持ってこっちに来いよ」とより日々人を知ろうとする流れに。

ばれ得ない嘘を正直に訂正する、これができるのは信用される人の特徴な気がします。

相手のさらけ出しに応える

メンバーとの飲みの場で、話題はヒビトに移ります。
「月へいったんだろ?そんな飛行士は普通国の財産だぜ」「NASAが手放す理由が分からん」
そんな中、「マクシムはそのへん聞いてないのか?」と振られるマクシムは少し考え「上司とソリが合わなかっただけだ、なぁヒビト」と話し始めます。

そこでヒビトは、マクシムは「ヒビトがPDでNASAを辞めた」ということをメンバーにはあえて言わないようにしてくれたことに気づきます。

マクシムは、俺の月での事故の事やその後EVAがなかったことを話してくれた。
俺がPDになった事だけは誰にも言わなかった。(日々人)

全体を通して

本巻は表紙にもなったエディ&ブライアンの子供の頃の約束が叶ったメインパートがありつつも、ロシア編が大きく進んだ巻でもありました。個人的にはマクシムの情の厚さが披露されたシーンが一番印象的でした。口は悪いがいいやつ、という周りからの評価にも頷けます。いい巻でした。

次巻


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