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【Linux/Debian】sarコマンドでディスクIO情報を出す際の注意点

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はじめに

サーバのパフォーマンス情報を取得するツールに「sysstat」を用いてログを可視化する流れは以下記事で紹介しました。

ただ、ディスクIOの情報を出す際には-pオプションの有無で出力結果に変化があるので注意が必要です。
本記事ではsaファイルをsarコマンドでテキスト化する際の注意点について解説しています。

環境情報
  • Debian GNU/Linux 9 (stretch)
  • sar(sysstat) バージョン 10.1.5

sarコマンドでディスク情報を出力する

ディスク情報はdオプションで利用できます。

# sar -d -f sa27 | more
Linux ...

12時0分00秒       LINUX RESTART

12時00分01秒       DEV       tps  rd_sec/s  wr_sec/s  avgrq-sz  avgqu-sz     await     svctm     %util
12時00分11秒  dev8-31      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00
12時00分11秒   dev8-32      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00
...

ここでポイントとして、ディスク情報を表示する際にのみ使える以下のオプションがあります。

p Pretty-print device names. Use this option in conjunction with option -d. By default names are printed as dev m-n where m and n are the major and minor numbers for the device. Use of this option displays the names of the devices as they (should) appear in /dev. Name mappings are controlled by /etc/sysconfig/sysstat.ioconf.

つまり、以下オプションを付与すればデバイス番号ではなくデバイス名が表示されます。

# sar -d -p -f sa27 | more
Linux ...

12時00分00秒       LINUX RESTART

12時00分01秒       DEV       tps  rd_sec/s  wr_sec/s  avgrq-sz  avgqu-sz     await     svctm     %util
12時00分11秒  rootvg-lv_01      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00
12時00分11秒   rootvg-lv_02      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00      0.00
...

Aオプション時にpオプションは含まれていない

全情報を出力できるオプションですが、実体は以下コマンドのaliasです。

-A     This is equivalent to specifying -bBdFHqrRSuvwWy -I SUM -I XALL -m ALL -n ALL -u ALL -P ALL.

ここを見れば分かりますがpオプションが含まれていません。

よってデバイス名でログをテキスト化したい場合はAオプションではなく以下のようにpオプションを加えた形でコマンドを実行することで対応可能です。

sar -bBdpFHqrRSuvwWy -I SUM -I XALL -m ALL -n ALL -u ALL -P ALL

終わりに

デバイス名の方がログを見る際は便利なので、Aオプションを使用する際にはデバイス名情報が抜け落ちてしまう点は覚えておくと役立ちます。以上、ご参考になれば幸いです。


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