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【RHEL】nmcli con down ensX && nmcli con up ensX の注意点

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はじめに

RHELにてネットワークインターフェースに設定変更を加える際に、リロード目的でタイトルのコマンドを打つことがあります。
本記事では同コマンド群を打つ際の注意点を実機でコマンドを打った結果を元に解説します。

環境情報
  • Red Hat Enterprise Linux Server 7.6

リモートアクセス時の注意点

同サーバに対してリモートからSSH接続をしている場合は注意が必要です。
というのも特に問題がなければ瞬断のみでSSH接続も切れずに後続のコマンドが打てますが

# nmcli con down ens192 && nmcli con up ens192
Connection 'ens192' successfully deactivated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/4)
Connection successfully activated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/5)

以下コマンドだけで止めてしまった場合やup側のコマンドにタイプミスがあった場合は

# nmcli con down ens192 

実行結果は帰ってこずに応答が無くなってしまいます。

こうなった場合は別の経路からログイン(例えばvCenter配下であればWebコンソールから)してnmcli con up ens192と打たなければ同ポートでは接続できません。

ただし、「連続して打つコマンドにラグがあれば切り離されるのではないか?」という懸念は不要で、一連のコマンドでEthernetの起動さえ入っていれば以下のようにsleep処理を入れたとしても一時的な通信断の後に接続状態は継続します。

# nmcli con down ens192;sleep 10;nmcli con up ens192
Connection 'ens192' successfully deactivated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/8)
Connection successfully activated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/9)

以上、同コマンドの試し打ちをする際の参考になれば幸いです。