はじめに
本ブログも技術ブログというジャンルに入ると思っているのですが、私は個人用Wikiというつもりで運営しています。もちろん、個人用Wikiといいながらも全世界に発信されるので、著作権の侵害や誹謗中傷は一発アウトですが。
方針として、インターネット検索で一通り探してみて分からなかった時や自分の頭で何かを整理した際に、気が向けば記事にまとめる感じです。
同じくらいの熱量の方であれば、無料で利用できるプラットフォームをオススメします。
で、私ははてなブログを選びました。2014年より利用していますが特に不満はないですし、京都に本社があるのも個人的には応援ポイントです。
対抗として、ブログではなくQiitaが選択肢に上がりますが「記事が自分の資産になる」「アクセス数でマネタイズする」という観点では個人ブログに優位性があるように感じます。
本記事では、はてなブログを始めようかな、という方向けにTipsを書いてみました。
はてなブログでIT系ブログを始める
まず最初は、はてなブログを開設する必要があります。
無料アカウントでもよいと思いますし、後から有料アカウントに切り替えることも可能です。
ブログタイトルやURLは後からでも変更ができるのですがはてなIDは変更できない点はご注意ください。
はてなIDを取得してブログを開設したら、まずはデザインテーマを入れてみることをオススメします。
ブログの着せ替えのようなもので、体裁がいい感じになりモチベーションがあがります。もちろん無料。
本ブログは「Brooklyn」を採用し、細かいところをCSSでカスタマイズしています。
記事を書く前に..
はてなブログの記事は
WYSIWYG
はてな記法
Markdown
HTML
で記載できます。
WYSIWYGというのは、What You See Is What You Getの略で、要するにWordのようなものです。
技術ブログを書きたいという方であれば、Markdownに目が行きがちですが、はてな記法もオススメです。
基本的な構文はMarkdownを踏襲しながら、改行がEnterキーで済むことや表の構文がシンプルなところ等、書いていてストレスフリーです。ただし、後々Wordpress(ワードプレス)に引っ越す場合は面倒かもしれません。
記事毎に記法は変更できるので、とっつきやすいものから書いてみてください。
技術記事を書く時に
今回ははてな記法で解説します。
文法は色々とありますが
技術ブログとして知っておくべきなのはプログラムのソースコードを表示する際の記入法です。
>||
print "Hello world!"
||<
と書けば
print "Hello world!"
と表示されます。
>|python|
print "Hello world!"
||<
と書けば
print "Hello world!"
自動的に色付けもしてくれます。
あとは、見出しとして
∗∗ A
で
A
と見出しを挿入できます。アスタリスクの数を1~3と変えると大中小の見出しが作れます。
また、gistのコードを貼ることもできます。
デフォルトだとハートマークが出るので私はカスタマイズで消しています。
ブログの広告
技術ブログは業務中に企業のパソコンからアクセスが来ることが多いので、あまりバチバチに広告を貼ると自分が見る立場でも鬱陶しいので気をつけたいところです。
ただ、広告を貼って収益を得るのもまたQiitaにはない技術ブログの醍醐味なので、解説します。
単価がいいのは以下のようなサイトからリンクを発行し、記事毎に読者にあった広告を貼る運営です。(転職の体験記事には転職エージェントのサイト等)
ただし、広告掲載元が広告を打ち切り可能性もあるので定期的なメンテナンスが必要です。
この作業が面倒なのであれば、単価は低いですがアフィリエイトではなくGoogleAdSenseがいいと思います(自動で広告主を見つけてきて広告を表示する、ただしその分単価が低い)。
GoogleAdsenseを利用するには事前審査が必要なので、同じようなサービスとして忍者Admaxというものもあります。
私も最初の数年間は忍者Admaxを利用してポイントを貯めていました。(クリックされずとも)表示収益のみでポイントが付与されるのでお試しとしては悪くないです。
はてなブログを有料に切り替える
はてなブログは月1000円弱払えばProという有料アカウントにアップグレードできます。
以下、はてなブログの公式ページから抜粋しました。
メリットがツラツラ書かれていますが、広告を消せるのと独自ドメインに変更できることが大事なポイントです。
私はProアカウント+独自ドメインを2年契約で利用していますが、月600円という価格はレンタルサーバと比較してもお手頃なので満足しています。
以下から登録が可能です。
途中からProに変更して独自ドメインを利用すると過去記事のURLが変わりますが、過去記事へのアクセスも自動的にリダイレクトしてくれるので後々切り替えたとしてもアクセス数が落ちることはありません。
digコマンドで確認しましたが、DNSのCNAMEによって自動転送してくれます。
終わりに
アウトプットを意識して何かを学ぶ姿勢はとても重要で、ブログはまさにそのアウトプットにあたります。
始めたては本当に他人からのアクセスは微々たるものですが、世の中に何かを発信して少なからず反応があることは単純に楽しいです。
以上、ご参考になれば幸いです。