目的
RHEL7でGolangを利用できる環境を用意する。
環境
Google Cloud Platform環境のVMインスタンス
$ cat /etc/os-release NAME="Red Hat Enterprise Linux Server" VERSION="7.6 (Maipo)" $ arch x86_64
手順
メディアのダウンロード/配置
GooglePlatformを利用しているのであれば、Google開発言語の一つであるGo言語をインストールしたいものです。
まずはGo言語のパッケージを以下の公式サイトよりダウンロードします。
https://golang.org/dl/
Linux / x86 ということで「goX.XX.X.linux-386.tar.gz」を選択します。
ターミナルを用いてサーバ上に配置します。
$ scp goX.X.X.linux-386.tar.gz X.X.X.X:~ goX.X.X.linux-386.tar.gz 100% 104MB 722.0KB/s 02:28
サーバ上で/usr/lobal配下に展開しました。
$ sudo tar -C /usr/local -xzf goX.XX.X.linux-386.tar.gz
goディレクトリができています。
$ ls -d /usr/local/go /usr/local/go $ ls /usr/local/go api CONTRIBUTING.md favicon.ico misc README.md test AUTHORS CONTRIBUTORS lib PATENTS robots.txt VERSION bin doc LICENSE pkg src
必要に応じて以下/usr/local/go/binにパスを通してください。
$ ls -l /usr/local/go/bin total 30804 -rwxr-xr-x. 1 root root 12978959 ... go -rwxr-xr-x. 1 root root 15441999 ... godoc -rwxr-xr-x. 1 root root 3116782 ... gofmt
動作確認
パスを通せばgo とコマンド押下すれば利用できます。
ただし、環境によっては以下エラーメッセージが出る場合がります。
$ go version -bash: /usr/local/go/bin/go: /lib/ld-linux.so.2: bad ELF interpreter: No such file or directory
必要なパッケージが不足しているのでyumコマンドでインストールします。
$ sudo yum install ld-linux.so.2 ... Running transaction Installing : nss-softokn-freebl-3.36.0-5.el7_5.i686 1/2 Installing : glibc-2.17-260.el7_6.3.i686 2/2 ...
初めてyumコマンドを利用する場合はupdateしてから利用ください。
$ yum check-update
必要ファイルが揃えば
go versionでインストールしたGo言語のバージョンが表示されます。
$ go version go version goX.XX.X linux/386
実行確認
実行確認用にhello.goファイルを用意しました。
実行するだけであれば以下で
$ go run hello.go HelloWorld
コンパイル後に実行するのであれば以下となります。
$ go build hello.go $ ls hello hello.go $ ./hello HelloWorld
以上、Linux環境にGo言語をインストールした際の備忘録でした。