タイトルの通りでIBM Certified Solution Architectを受験し、なんとかパスしました。
本記事にて受け終わった率直な感想を残しておきます。
※執筆時期 (2021年上旬)
勉強方法
業務でIBM Cloudを使うことがありますが、範囲は以下。さすがに網羅できないので各ソリューションのドキュメントを読み込みました。
- IBM Cloud Compute Options
- Design solutions based on Application Platform Capabilities
- Data Analytics, Management, and Reporting Capabilities
- IBM Cloud Storage Options
- IBM Cloud Networking Options
- IBM Cloud Security Options
- Describe DevOps Capabilities
- IBM Cloud Resiliency Options
- Service Management Principles
- IBM Cloud Paks
カタログのサイトは以下で全ソリューションの概要を掴んで
試験範囲に関係がありそうなドキュメントに目を通していきました。
例えば「IBM® Db2® Warehouse on Cloud」という製品が気になれば以下のドキュメントで概要を掴むイメージ。
https://cloud.ibm.com/docs/Db2whc
試験申し込み~当日
「C1000-100 - IBM Cloud Solution Architect v4 - 英語 (ENU)」試験を購入し、試験日程を決めます。
Windowsにて以下リンクに入ってモジュールを落とし、当日同サイトから発行される文字列を入れると試験画面に遷移します。
https://home.pearsonvue.com/ibm
リモートで受けたので部屋に誰もいないかを確認するために部屋中をパソコン付属のカメラで写し、部屋にあった備え付けのディスプレイは電源を抜くよう指示がありました。
ちなみに本人確認書類(パスポート等)を当日連携するためにカメラで写す必要がありますが、携帯電話ではなくパソコンのカメラを使うと楽です。(携帯電話を選択するとSMSからメッセージがきてブラウザで開いて...などが面倒)
私は英語で試験を受けましたが、試験管が順次最初のチェックをしているようで以下メッセージになってから結局15分は待たされました。
It's almost test time!
Remember: Don't leave the webcam view and don't let anyone enter the space during testing.
Queue position: You're up next!
We'll just need to verify your details. We will contact you through chat, your computer speakers or mobile (from a XXX area code) if necessary.
時間は90分ありますが選択問題X約60問なので、60分かからずに解き終わると思います。
やっておくといいこと
選択式なので問題の動向を知るためにも模擬試験を受けることはおすすめします。
問題には傾向があり、例えばストレージであれば容量の最大値など「どこを抑えればいいのか?」という傾向が掴めます。
基本的には製品ユニークなので暗記モノですが、一点DevOpsの分野は普遍的な問題が出ます。そういう意味ではKubernetes周りについて基礎知識がある人はこのあたりで点数の底上げが可能なのは嬉しいです。
私もCKAで一通りDevOps関連は学んだのでそこが効いてなんとか合格圏内に滑り込みました。