はじめに
テザリング(xデザリング)とは、携帯電話回線に接続されたスマートフォン等を外付けモデムのように利用することで他の端末もインターネットに接続可能状態にすることです。
ただし、ケースとしては少ないかもしれませんがパソコンを親機としてスマートフォン等をインターネットに接続したい場合の流れを以下に説明しました。
手順
Windows10をご利用の場合は検索窓に
モバイル
と入力すると以下のように一覧が出ますので「モバイルホットスポット」を選択します。
こちらを開くと
インターネット接続を他のデバイスと共有する
というチェックボックスがあるのでオンにします。
あとはスマホと同様に「Wifi/Bluetooth」を選択します。
例えばWifiであれば
- ネットワーク名
- ネットワークパスワード
- ネットワーク帯域
が表示され、パスワード等は編集ボタンから変更することも可能です。
接続されると、
デバイス名 | IPアドレス | 物理アドレス |
が画面にて確認できるので、不正な端末が接続されていないかも確認可能です。この状態であればデザリングを利用する端末はインターネット接続が可能になっているはずです。
ちなみにWifi接続の場合、パソコン機に接続している端末からそのネットワークを確認するとルータに指定されているアドレスは実機にて以下のように確認できました。IPアドレス欄に表示されるものと一致しています。
Wireless LAN adapter ローカル エリア接続* XX: 接続固有の DNS サフィックス . . . . .: 説明. . . . . . . . . . . . . . . . .: Microsoft Wi-Fi Direct Virtual Adapter 物理アドレス. . . . . . . . . . . . .: XXX DHCP 有効 . . . . . . . . . . . . . .: いいえ 自動構成有効. . . . . . . . . . . . .: はい リンクローカル IPv6 アドレス. . . . .: XXX(優先) IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: <ルータとして表示されるIPアドレス>(優先) ...
パソコンを親機にすることはまれですが、例えばUSB端末等を用いてPCをインターネットに接続している際などには有効ですので「モバイルホットスポット」を利用すればデザリング可能ということは覚えておくとどこかで役立つと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。