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【LenovoDiagnostics】Lenovo製PCに不具合が発生した際のハードウェア診断の流れ

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はじめに

Lenovo製端末の不具合時のトラブルシューティングの一環で行う、各ハードウェア(ハードディスクやメモリ)の障害状況を確認できる診断実行の流れについて記載しました。

環境情報
  • システム製造元 : LENOVO
  • 機種 : Thinkpad

ブートメニューの起動

起動後に「F12」ボタンを叩くと

BootMenu
AppMenu

というタブがあり、Tabキーにて移動できます。

そこでAppMenuに合わせると

  • Setup
  • Diagnostic Splash Screen
  • Lenovo Diagnostics

が表示されるので「Lenovo Diagnostics」に矢印キーで合わせてEnterキーで決定します。

Diagnostics UEFI

ハードウェアの各パーツの診断画面になりますが、一気に状態を確認する「RUN ALL」を選択します。

診断タイプ(DIAGNOSTICS TYPE)として以下の4段階がありますが、今回は最も時間がかからないQick(Unattended)を選択しました。
ちなみにUnattendedはマウスやキーボード、トラックパッドの除外を意味します。

  • Quick(Unattended)
  • Quick
  • Full(Unattended)
  • Full

結果画面

f:id:mtiit:20201227212341j:plain
診断結果がGUIで確認できる

上の画像のように診断状況が確認でき、最後まで進むと

Passed : 08
Failed : 00
FINAL RESULT CODE : XX

といったサマリーが表示されます。

ここでPASSしていないパーツがあった場合は不具合を引き起こす原因として交換対象と判断できます。

終わりに

本診断はパソコンの不具合時にサポートより対応を求められる流れですが、端末受領時にも初期不良チェックの観点で自主的に実施するのもありだと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。