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【BluePrism入門】コレクションをループで回す

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BluePrism入門

BluePrismとはフローを作成しながら、自動化したい作業を実現していくトップシェアのRPA*1ツールとなります。
見た目はフローチャートですが、構造化プログラミング言語のように記述します。

そんなBluePrismでは配列に近い機能をコレクションとして扱うことができ、
配列であるならば、もちろんループで処理をしたいものです。

本記事ではBluePrismにてコレクションをループで回す流れを簡単に説明します。

コレクションをループで回す

例えば、Javaのような言語では配列boxに数値が格納されている場合は以下のように合計値を算出します。

int sum = 0;
for( int i=0;i<box.length;i++ )
{
  sum = sum + box[i]
}

これをBlurPismで実現するには以下のように行います。
f:id:mtiit:20190128215528p:plain

ここからは中身を埋めていきます。

コレクションColl1

配列に該当するコレクション、今回は数値を入れるフィールドのみを用意します。

Name Type
box Number

そして初期値を入力します。

box (Number)
3
4
5

データData1

データタイプは合計結果を入れるために同じくNumber、初期値は0とします。

ループ処理 Loop Start1

コレクションを選択できるので、「Coll1」を選択します。

演算処理Cal1

  sum = sum + box[i]

に該当する処理を行います。

演算部には

[Data1]+[Coll1.box]

出力をData1にします。

実際に実行する

f:id:mtiit:20190128221242p:plain

問題なくループ処理が終わり、演算結果が格納されていることが分かります。

おまけ

それぞれの中身は変更せず、ループを通らずコレクションの値を取り出すとどうなるのかの確認です。
f:id:mtiit:20190128221535p:plain

結果を見れば、[Coll1.box]が一つ目の値「3」として処理されてエラーになりません。

以上、BluePrismの基礎的な話でした。

*1:Robotic Process Automation