はじめに
本記事では、ボヘミアン・ラプソディの感想をつらつらと書いてます。
伝記映画なのでネタバレというのもない気もしますが、
まっさらな状態で見たいという方は絶対見ない方が良いですね。
以下、あらすじです。
『ボヘミアン・ラプソディ』(Bohemian Rhapsody)は、2018年のイギリス・アメリカ合衆国の伝記映画。イギリスのロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーに焦点を当て、バンドの結成から1985年のライヴエイド・パフォーマンスまでを描いた伝記ミュージカル映画である。(あらすじより抜粋)
では、以後感想なので閲覧はご注意ください。
感想
ツカミ
本映画は20世紀フォックス配給で上映されています。
こちらのオープニングが少し「クイーン」寄りにアレンジが加えられています。
こういう演出は、とても好きです。
そして、主人公フレディ・マーキュリーとメンバーとの出会いでフレディの「出っ歯」についてのやりとりがあります。
史実かどうかは分かりませんが、とても印象深いシーンで一気に映画に引き込まれました。
曲が素敵 ところどころ泣ける
少し中だるみもありましたが、全体として何気ないシーンも後ろに音楽が流れていることで集中力が維持できた気がします。
この音楽がテーマにあることを「ミュージカル映画」といっているんですかね?少なくともいきなり道端の人が歌い出したりはしません。
あとは、指輪を渡すシーンも、とても良かったです。隣に座っていたおじさまは声を押し殺して泣いてました。
個人的には、ツアーでのバス移動シーンでカメラ視点がバスを突き破るシーンが最高でした。
見た人なら分かってくれると思います。
ラスト20分
映画のラストは、アフリカ難民救済を目的に1985年に行われたチャリティーコンサート「ライヴ・エイド」での演奏シーンです。
約20分間、当時の「クイーン」を再現したライブ映像でした。セリフがないまま進むスラムダンクの最後みたいな美しさを感じました。
聴き入りながらも何故か涙が流れてきたのは、やはりこの20分に至るまでの過程で両親や恋人やメンバーとの関わりを見てきたからなんだろうなーと。
最後の20分だけをいきなり見ても、涙は流れないと思います。
所感
良かったです。
史実の詳細は知らないので「実際ここはこうだった」なんて言われても分からないですが、映像作品として2時間飽きることなく見れました。
実は、私はアーティストのライブというものに行ったことがないのですが、
迫力ある映像と音響を映画館で目の当たりにしてライブに実際に行った気分になれました。
今後も特に行く予定がないので、とても貴重な体験ができました。感謝。
エンドロールもクイーンの曲で締まるからか、途中で立ち上がって帰る人もいませんでした。
一人で行ったものの、他の観客と一体感が少し感じれて嬉しかったです(笑)
今回の映画とは関係ないですが、
フレディは亡くなる直前の2年間はスイスのモントルーに住んでいたそうで、
そこにはフレディ・マーキュリーの像があり観光スポットになっているようです。
いつか今回の映画を思い出しながら行ってみたいな、と思います。
以上です。