BluePrismの条件分岐
BluePrismとは以下のようにフローを作成しながら、自動化したい作業を実現していくRPA*1ツールとなります。
見た目はフローチャートのようですが、構造化プログラミング言語のように記述していきますので、条件分岐で用いるswitch文(スイッチ文)が存在します。
本記事ではこちらの使い方を実例を元に紹介します。
Choiceを用いて実現
用いるのはステージの「choice」です。
作成するとデフォルトでChoiseとOtherwiseがリンクされたオブジェクトが生成されます。
今回は、C言語でいうところの以下の分岐を作成してみます。
int a; scanf("%d", &a); switch (a) { case 1: printf("a = 1\n");break; case 3: printf("a = 3\n");break; case 5: printf("a = 5\n");break; default: printf("others\n");break; }
Choise1をダブルクリックすると、caseの分岐を記載できます。今回は、下記のようにしました。case1..等のところは名称なのでなんでもいいです。ポイントは、Choice Criterionのところに条件式を記載します。
作成すると、分岐の数だけ自動的に Anchorが作成されます。
これの結果を、文字列の変数である print に値を書き込む Caluculation をそれぞれの分岐先に配置して動かしたGIFは以下となります。
例えばCal1では「"a = 1"」という文字列を変数printに代入、Cal5では「"a = 5 "」をprintに代入しています。
変数aを変えれば、その結果とおりに動きますのでぜひ実際に作成して確認ください。
以上、BluePrismのswitch構文の入門記事でした。
*1:Robotic Process Automation